こんにちは、さとうです。
皆さんは、「なし婚」という言葉を聞いたことはありますか?
私たち夫婦は、この「なし婚」に該当します。
今回は、「なし婚」という言葉の意味も含めて、
私たち夫婦が「なし婚」を選択した理由についてお伝えしたいと思います。
「なし婚」とは
メモ
なし婚とは、
結婚をする際に、結婚披露宴を行わず、役所に婚姻届を提出するだけで済ませるものであり、ナシ婚であったならば、従来のような通過儀礼を経ずに夫婦ができ上がっているということである。
Wikipediaより
最近はかなり増えているみたいですね。私の周りにはまだ入籍している友人は少ないですが、挙げないつもりと話していた人がほとんどでした。
そうは言っても、「結婚式はやるもの」という風潮は強く、
私自身も、入籍したことを報告すれば
と必ず言われました。
と言いたい気持ちを抑え、笑ってごまかしていましたが、
実際には次に挙げるような真実がありますので、皆さんの周りにも「なし婚」派の方がいた時は
察してあげてください(笑)
なし婚を選択した理由①
結婚式って、もちろんですけど新郎新婦が主役ですよね。
わたしはどちらかというと、陰にひっそり隠れて静かに過ごしたいので、
結婚式を挙げようという発想がそもそも起きませんでした。
ましてや費用を掛けてまで注目されるための準備をするなんてもってのほか、と感じてしまいます…
なし婚を選択した理由②
結婚式で必ずと言っていいほど組み込まれている演目、「新郎新婦の生い立ち紹介」。
私の場合、両親が離婚していることもあり、なんとなく気まずいというか…
加えて、虐待やDVのあった家庭なので、良い思い出を探せばなくもないけど、
わざわざ式の為だけに探すのも偽装家族みたいでどことなく不快…
そもそも両親が離婚している方って、父母の招待ってどうしているのでしょうか?
なし婚を選択した理由③
自分で書いていて悲しくなってきますね(笑)
ですが事実です。
友人がいないわけではないけど、式に呼ぶほど親しいかといわれると…
片手で数えられる程度の人数しかいません。
これは恐らく夫も同程度の人数なのではないかと思います(笑)
最近は小規模の式も増えているとは思いますが、それであれば
親族でお食事会を行うだけでも十分じゃないかなと感じますね。
式を挙げない代わりに何をした?
私たち夫婦は、式を挙げない代わりに「新婚旅行」に出かけました。
お金がなかったので、国内の温泉観光地に車で行きました。
指輪も購入しておらず、ウエディングフォトも撮っていません。
お金がなくて(;^ω^)
夫婦そろって、結婚に対する執着がないので、あまり気にしていないです!
おわりに
先日、26歳にして初めて友人の結婚式にお呼ばれしました。
式場から披露宴会場や、引き出物、会場の飾りつけまで、細部まで工夫が施されていて
終始目を輝かせて見入ってしまいました。
結婚式そのものは嫌いじゃなくて、むしろ素敵なものだと思っています!
新婦から両親へ向けての手紙は感動しました。
両親に後光がさして見えましたね。
ただ、改めて自分には向いてないなと感じました。
向いてないと感じるものを無理にやる必要もないと思っていますし、やらなかったことに対する後悔もありません。
悩まなかったかと言われれば、悩みました。
あまり恵まれなかったとは言え、ここまで育て上げてくれたという事実はあるし、
って思っていました。
でも、私は私の人生を生きています。親の人生を生きているわけではありません。
周りの意見に流されず、自分の感性に従って、決めていけばいいと思います。
皆さんも、結婚式を挙げるかどうか悩んでいたら、「自分の気持ち」と一度向き合って決めてほしいと思います。
その時に私たちのブログが「なし婚」派の1つの意見として参考になれば幸いです。